体力をつけたくて「運動」を始めた人が、疲から抜けられない理由
「このやる気が出ない毎日から抜け出したい」「疲れにくい体になりたい」と切実に願っている方はとても多いです。
そして、その現状をなんとか変えたくて、「体力をつけなきゃ」とウォーキングを始めたり、スポーツを頑張ったりされます。
でも、じつはここに、大きな落とし穴があるんです。 現状を変えたくて始めた運動が、かえって体をさらに追い詰める原因になってしまっているかもしれないのです。
実際、私のご相談者さまの中にも、がんばって運動を続けているのに「一向に体調が変わらない」「それどころか、運動した翌日は強いだるさが出て、日常生活すらままならなくなる……」というお声が少なくありません。
それでも「運動は体に良いものだから」と信じているからこそ、やめるのが怖くなってしまうのですよね。
疲れを感じている状態での運動は、じつはちょっと危険?
そもそも運動とは、手足だけでなく全身を動かすことで、血流やエネルギー代謝を「非日常の状態」にする行為。これは、脳や自律神経に想像以上の負荷をかけています。
例えるなら、入院中の方が「早く体力つけて回復したいから」といきなり山登りを始めるようなものです。
元気になりたくて行動したことが、かえって体に負担をかけ、エネルギーを消耗させてしまうことにつながりかねないんです。これって、とってももったいないですよね。
「ワクワク」の前に、まずは「コツコツ」の土台作り
「元気になりたい」「キレイになりたい」と思うときほど、私たちは何かいつもと違う特別なことや、大きなことを一気にやりたくなってしまいがちです。
でも、その「ワクワクするようなこと」を探す前に、じつは「コツコツ」が必要なんです。
それは、毎日のごはんの食べ方であったり、普段の日常の過ごし方や、睡眠のとり方であったり。そうした、一見地味に見えるベースをコツコツと整えていくこと。これこそが、マイナスの状態を心地よいゼロに戻す、何よりの近道です。
心が動き出したときが、エネルギーが満ちたGOサイン
人は動物ですから、心と体の土台が満たされてくれば、自然と動きたくなる仕組みになっています。
「ちょっと歩いてみようかな」
「お出かけしたいな」
「あのお洋服を着ておしゃれしたいな」
そんな風に、「心」がワクワクと動き出してきたとき。それこそが、エネルギーが満ち、回復してきた、何よりのGOサインです。
頑張って無理に動こうとしなくて、大丈夫。まずは心配や不安をいったん横に置いておいて、毎日の小さな「コツコツ」でご自身を労わることから始めてみてくださいね。
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