管理栄養士の小原水月です。
あなたは間食をしますか?
たまの楽しみや、家族や友人との団らんのための間食は楽しいですよね。
しかし、リフレッシュや気分転換はお菓子、お菓子を食べてからじゃないと夕食が作れない、間食をするとイライラがやわらぐ、というように毎日に間食が欠かせないようなら、少し心配です。
そこで、なぜ間食がしたくなるのか、気持ちのいい間食との付き合い方をお伝えします。
間食の原因は疲れ
楽しみ以外に間食したくなるおもな原因は疲れです。
疲れはオーバーワークにより機能が落ちてしまった体からの「休んで!」というSOS。
この疲れを癒し、日常生活や生命活動を続けるための栄養補給に間食が欲しくなるのです。
リフレッシュが必要だと感じるのは集中力が低下しているからで、脳が疲労している証拠です。
夕方になると元氣がなくなってしまうのはガス欠で、全身の機能が落ちているから。
イライラするのも脳が疲れて機能が低下し、感情のコントロールができなくなっているからです。
疲れの原因は食事にあるかも
疲れの原因はさまざまですが、食事に問題がある場合もあります。
食事の量がたりていない
栄養のバランスに偏りがある
咀嚼(そしゃく)不足
胃の不調
睡眠不足
多すぎるストレス
など
「間食をしているのに、食事をしっかりしたら食べ過ぎじゃないかな……」
という声も聞こえますが、実際は逆なのです。
体は、食事がたりていないから、間食で補おうとします。
なので、食事の量やバランス、食べ方を見直すだけでも心と体が安定して、間食をせずにはいられないという状況から離れやすくなります。
上手に間食とつき合うためにおすすめしたい食事がお米生活です。
お米生活はごはんと具だくさん味噌汁を中心としたシンプルな食事。
けれど、疲れのもとになる食事の量がたりていない、栄養のバランスに偏りがある、咀嚼(そしゃく)不足、胃の不調、睡眠不足、多すぎるストレスのすべてにアプローチできるすごい食事なのです。
なので、お米生活をすると疲れづらくなって、自然と間食を欲しなくなります。
間食をするのは本当に食べたいと感じる自分にとってスペシャルなスイーツだけ。
惰性や罪悪感のない間食は、最高に幸せな時間になりますよ。
間食とうまく付き合えると心が穏やかになる
私はお米生活続けていて間食の量も頻度も減りましたし、メンタルに大きな変化を感じています。
・夫に機嫌よく「お帰り」といえるようになった
・夕方に発覚した子どもの忘れ物にも、声を荒げず対応できる
・落ち着いた気持ちで夕食を食べ始められる
仕事終わり~夕食の時間の快適度がものすごく上がりました。
もし、間食に罪悪感がある、夕方になるとイライラするというようなら、お米生活を実践してみてくださいね。
お米生活を基本に、普段の食事で穏やかな心と健やかな体を整える方法はコチラのメールマガジンでお伝えしています。
季節に合わせて食卓でできるセルフケア方法をお届けしますので読んでみてください。
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