「毎日、具だくさんのお味噌汁を作ろう!」 そう思ってはみても、「毎日同じような味ばかりで飽きる……」とげんなりしていませんか?

かつての私もまったく同じでした(笑)。

「やる気が出ない」「やりたいことができない」という慌ただしい日々を送る私たちにとって、具だくさんお味噌汁は本当に強い味方。だからこそ、マンネリでやめてしまうのはもったいないのです。

今回は、管理栄養士の私が実践している「飽きずに美味しく続けられる具材選びのコツ」と、わが家がこのスタイルにシフトしたときのお話をお届けします。

味噌汁は、エネルギーの「着火剤」

お米生活の主役といえばごはんですが、ごはんだけでは体の中でうまくエネルギーになりません。暖炉で言えば、一生懸命に薪(ごはん)をくべているのに「火種」がない状態です。

この火種になってくれるのが、野菜やキノコ、海藻類に含まれるビタミンやミネラル

これらをお味噌汁に入れてしまえば、火が通ってカサが減るため、驚くほどたっぷり量を摂ることができます。普段のお味噌汁に「洗って・切って・入れるだけ」なので、調理の労力も最小限で済みます。

マンネリ防止のための「3種類ルール」

「体にいいから具材は多くしなきゃ!」と思っていませんか?じつは、これがマンネリの罠。毎回たくさんの種類を入れると、どうしても「また人参か」「また小松菜……」と、同じ食材を食べる頻度が上がり、いつも同じ味に感じてしまうのです。

そこで私が意識しているのは、あえて「具材は3種類にする」ということ。

①キノコ類

②青菜(緑黄色野菜)

③カサが取れる季節の野菜なんでも

私は週に1回の買い出しで、この3グループからそれぞれ7種類ずつ、ほぼ思考停止状態で買ってきます。 そして作るときに、「今日はなめこ×ニラ×じゃがいも」「今日はエリンギ×豆苗×ナス」とパズルのように組み合わせるだけ。これだけで毎日ガラリと違うお味噌汁になり、本当に飽きません。

家族の「おかず足りない問題」はどう乗り越えた?

ごはんと具だくさんお味噌汁、メインおかず1品の「一汁一菜」にすれば台所仕事は劇的に楽になりますが、わが家ではおかず大好きな夫と義母から「物足りない」と難色を示されました。

そこで採用したのが、「ごはんのお供のバリエーションを増やすこと」です。

品数を減らす代わりに、それぞれが自分好みの「ごはんのお供」をストックすることにしました。夫はお気に入りのキムチを常備し、義母は富山の食卓には欠かせない「昆布」を何種類も揃えて楽しむ。私はぬか漬けを始める……といった具合です。

結果、品数は減ったのに、自分で選ぶ楽しさがあるおかげで、食卓はむしろ以前より賑やかで楽しい空間になりました。

結論:今の自分が続けられるスタイルが一番

インスタやYouTubeで見かけるような、お洒落で完璧な「映える具だくさんお味噌汁」を目指さなくて大丈夫です。私はやってません。あんなの、毎日やろうとしたら疲れてしまいます(笑)。

今の自分の体力、時間、そして家族の好み。それらを天秤にかけながら、「これなら無理なく続けられそう」というマイスタイルを探していく過程こそが、心と体の元気に繋がっていきます。

毎日のご飯から元気を取り戻すステップ

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