冷えない体づくり

雪国でも冷えが気にならない!食事で作る冷えない体

管理栄養士の小原水月です。

靴下を重ね履きしても、お風呂に入っても冷たい指先、足先。

つらいですよね。

冷えはつらいだけでなく、布団に入ってもなかなか寝付けないなど、暮らしにも大きく影響します。

また、冷えをそのままにしておくと全身の代謝が下がり、ますます冷えやすい体になってしまうのです。

そこでおすすめなのが、冷えない体づくりをすること。

手袋や靴下、カイロなどで外から温めると一時的につらさはやわらぎますが、「冷える体」はそのままなので根本的な解決になりません。

冷えなければ外から温める必要もなくなりますし、つらい思いもせずにすみます。

冷えとは、検査や診断では異常がないのに体が冷えている状態のこと。

西洋医学では病気ではなく体質と捉え、東洋医学では治療が必要な症状として扱います。

冷えは冷たくつらいだけでなく、さまざまな症状となって現れます。

・ドライアイ、疲れ目、かすみ目

・イライラ、不安感

・全身のだるさ、疲れ

・下痢、便秘

体の不調にそれぞれ対処してもあまり良くならない、と感じる場合は根底に冷えがあるかもしれません。

冷えが起きる原因の1つは、体が熱を生み出せなくなっているからです。

体内では、食べ物から栄養を吸収し、栄養を使って生命活動を営み、老廃物を排出する、という「代謝」が行われています。

この代謝をするときに熱が生れるのです。

つまり、食べ物の量がたりなかったり、栄養バランスに偏りがあったりすると代謝が落ち、熱が生み出されなくなってしまうのです。

そこで、冷えを改善するために気をつけたいのは食事を十分に摂ること。

「朝はおなかが空かないから食べない」「カロリーを抑えたいから夕食はごはん抜き」など、食事の回数や量を減らしてしまうと冷えやすい体になってしまいます。

1日3回食事を摂るのが冷えない体づくりの第一歩です。

そして、ごはんをしっかり食べることも大切。

たくさんある食べ物のなかでも、お米は日本人にとって効率的に熱を生み出すのを助けてくれる食材。

ごはんを控えめにしたり、ごはんを残したりするような食べ方をしていると、どんどん冷えやすい体になってしまいます。

さらに、ストレスをため込まないことも重要です。

大きすぎるストレスは代謝を低下させます。

丁寧に食事をしていてもストレスを感じ続けると代謝が上がらず、冷えが起きてしまうのです。

ストレスはなるべく避ける、避けられない場合はあらかじめ対処法を決めておくといいでしょう。

食事を中心に暮らしを整えると徐々に冷えを感じなくなります。

そうすると、温かグッズを探し、買い続けなくてもよくなるのです。

時間とお金に余裕が生まれて、やりたいこと、欲しいものを我慢しなくてすみます。

自分が満たされると、周りにも優しくなれ、温かい輪が広がっていきますよ。

「3食食べているけど冷えが気になる」

「食事で体質改善したい」

そんな人は一度、ご相談ください。

今のあなたにぴったりの暮らしや食のスタイルをお探しします。

一緒に時間にも気持ちにも余裕のある暮らしを食から作りましょう。

出産を機に東京から富山へ移住した私は毎年冬になるとしもやけになっていました。

雪国に来たのだからしょうがないと諦め、靴下を重ね履きし、一生懸命マッサージをして過ごしていたのです。

(私以外の家族は誰もしもやけにはなっていなかったのに、悲劇のヒロインの気分に浸っていたのですね……)

しかし、お米生活をするようになってしもやけも冷えも気にならなくなりました。

今では雪が降ると、子どもと一緒に雪合戦をして雪国を満喫しています。

毎日を元氣に、気持ちよく過ごしたい方は、一度ご相談くださいね。

題名に「食事相談」と入力ください。

折り返しご連絡し日程調整をいたします。