管理栄養士の小原水月です。
実は私、胃下垂だったんです。
しかし、お米生活3年目で改善しつつあり、万年下腹ぽっこりから卒業が目前になりました。
胃下垂=食べても太らない
そんなイメージがあるかもしれません。
そして、医療では必ずしも病気ではないと放置されがちです。
私も深くは気にしていませんでしたが、そこには大きな落とし穴がありました。
私が自分の胃下垂を認識したのは20代後半のときです。
何かの受診の際に、医師とレントゲン写真を見ていると骨盤の前に胃が写っていたのです。
「私の胃は骨盤の前にあるのですか」と医師に尋ねると
「そうみたいですね、でも問題ないので大丈夫ですよ」といわれ、それっきりになりました。
その後、自分で調べてみるもわかったのは、重篤な症状はなく治療されない場合が多いということ。
根本的な改善方法を示している文献等は見つかりませんでした。
骨盤の前に胃がある画像を見たときはショックでしたが、実生活に不都合はありませんでした。
下腹がぽっこりで猫背気味のスタイルは美しくはありませんでしたが、意識をすればスッと見えます。
何より、痩せ気味であることに満足していたので、次第に胃下垂について気にしなくなっていきました。
考えが一変したのは健康食育について学んだとき、30代後半になってからです。
胃下垂は胃が正常な位置にない、胃が正常に機能していないという解釈を知りました。
そして、胃の元氣がないことの重大さを認識したのです。
胃を健やかにするお米生活であれば、私の胃下垂も改善するかもしれない、と希望をもって食事をするようになりました。
それから2年が過ぎたころ。
お米生活3年目で、食後にみぞおちが膨らむのを感じました。
そして、食間にグーグーとおなかが鳴るようにもなったのです。
食べ方が雑になるとへそ下がぽっこりになるので、改善の過渡期にあるのかな、と自分では思っています。
それでも、食事を変えただけで体が変わる体験をできたことは感動です。
ほかにも、たくさんのいい変化を感じています。
食後の急激な眠気がなくなる
乗り物酔いが軽減
中途覚醒が減る
肌荒れが改善
冷えづらくなる
疲れにくくなる
めったに風邪をひかない
まだ、胃が万全ではない状態でこんなにも暮らしの快適度が高まったのです。
これから、どんな毎日が待っているか楽しみでしょうがありません。
万年下腹ぽっこりが気になっている、お米生活をしていても何だかスッキリしない、そんな方はご相談ください。
あなたの暮らしにぴったりの食事のスタイルを一緒にお探しします。
胃下垂が治りつつある現在、ウエストのサイズは変わりませんが、フィット感が増しました。
今まで空っぽだったおなかの中に内臓が詰まってきている感じです。
「中身のない人」を卒業できるかもしれません。