「体が重くてだるさが抜けない」

「夕方になると集中力が切れて作業効率が落ちる」

こうした慢性的な疲労感や不調を感じたとき、多くの方がまず試みるのが「食事を控える」「脂質やカフェインを断つ」といった引き算のケアです。身体に負担をかけそうなものを我慢して胃腸を休ませれば、体調は回復するはずだと考えがちです。

私自身もかつて、大好きなチョコレートやカフェオレを控え、食事量を制限する生活を試みたことがありました。

しかし結果は、期待していた変化が得られないばかりか、我慢によるストレスで思考が乱れ、疲労感がさらに増すというものでした。

なぜ、努力をして食事を減らしているにもかかわらず、身体も頭もスッキリしないのでしょうか。

「引き算のケア」が招く身体のセーブモード

身体に十分なエネルギー(栄養)が届かない状態が続くと、人は生命を維持するために代謝のスイッチを下げ、いわゆる「セーブモード(省エネ状態)」に入ります。

この状態でさらに食事制限や我慢といったストレス(緊張状態)を加えると、交感神経が過剰に働き、胃腸の動きが抑制されてしまいます。胃腸が十分に機能しなければ、食べたものからエネルギーを作り出す「代謝機能」そのものが低下します。

つまり、体調を整えるために行っていた制限が、かえって代謝を下げる原因になっていたのです。不調の理由は努力不足ではなく、身体に動くためのエネルギーが足りていないことにありました。

胃腸を動かすことが、脳と身体のパフォーマンスを上げる

いま必要なのは、食事を我慢することではなく、低下している胃腸の機能を再び活性化させる「土台のケア」です。

そのための最も有効なアプローチが、お米を中心とした食生活です。しっかり噛んでお米を食べることで胃腸という筋肉が活動を始め、全身へのエネルギー供給がスムーズになります。

また、腸と脳は神経系を通じて密接に関連しています(脳腸相関)。腸が健全に動き腸内環境が整うと、神経伝達物質の生成がスムーズになり、自律神経のバランスや血流が改善されます。

その結果、脳への酸素や栄養の供給が行き渡り、頭の重だるさや集中力の低下も軽減されていきます。

「制限すること」よりも「胃腸を正しく動かすこと」。身体のシステムを正しく理解し、土台から整えることが根本的な解決への近道です。

このように、心と身体の繋がりや、身体の機能を内側から高める具体策・具体的な食事アプローチについては、公式メールマガジンにて詳しく解説しております。

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