管理栄養士の小原水月です。
ゴールデンウィークも終わり、すっかり通常稼働になっているのではないでしょうか。
新年度の疲れを長い休みでリフレッシュして、また活発に毎日を過ごすのが理想ですよね。
しかし、連休明けにこのような声をよく聞きます。
・やらなきゃいけないのはわかっていてもやる気がでない
・頭も体も重だるい
・元氣がでないし、スタミナがもたない
・口内炎やスッキリしないおなかなど小さな不調
この時期の不調は五月病かと心配する人も多いようですが、じつは胃が疲れているときにもこれらの症状が出る場合があります。
胃の主な働きは、食べ物を消化して、栄養を吸収しやすい形にすることです。
胃が疲れて消化がうまくいかなくなると、全身に十分な栄養が届かくなり、いろいろな不調を感じるやすくなります。
連休は胃の試練
連休であればよく見かける光景が胃の疲れの原因になります。
ごちそう続きの食事
おかず中心の食卓や、スイーツなどのお菓子を食べる機会が多くなると胃の負担が増えます。
これは、消化に時間がかかる動物性のたんぱく質や脂質の割合の多い食事が増えると、胃の中に食べ物が留まる時間が長くなるからです。
不規則な食事
不規則な食事時間は胃の働きをさまたげます。
ちょこちょこ、だらだら飲み食いを続けていたり、おなかが空かないからと食事を抜いたりすると、胃を疲れさせてしまいます。
いつもと違う状況
楽しい連休でも、いつもと違う場所やシチュエーションは緊張につながり胃の負担になります。
体が緊張すると血管が収縮するため血流が鈍くなり、胃の動きも抑えられます。
胃を整えて元氣にする食事
そこで、胃の調子を上げるためにおすすめしたいのがお米生活です。
お米生活の基本は、脂質が少ないごはんと具だくさんお味噌汁を中心におかずは控えめにします。
そして、1日3回、丁寧に味わってよく噛んで食べることで、食生活にリズムをつけ、リラックスしやすくします。
胃に負担をかけず、生活とメンタルを整えられるお米生活は連休のリセットにもピッタリの食事法です。
胃が元氣になり、全身に栄養が行きわたるようになるので体が軽く、心も穏やかになるでしょう。
思い通りに動けるようになると満たされた気持ちで眠りにつけ、スッキリ目覚められるようになりますよ。
「なんだか、体も気持ちもスッキリしない」と感じたらお米生活を試してみてくださいね。
お米生活を基本に、普段の食事で穏やかな心と健やかな体を整える方法はコチラのメールマガジンでお伝えしています。
季節に合わせて食卓でできるセルフケア方法をお届けしますので読んでみてください。
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