個人的な考え

カロリーの本当の意味とは

管理栄養士の小原水月です。

カロリーは敵、カロリーは怖い、カロリーゼロばんざい!なんて思ってませんか?

かつて私はカロリー信者でカロリーは肥満の元だと思い込み、低脂質な野菜料理で満足感を得ようと、レシピを探し漁っていた時期もありました。

しかし今では、カロリーの本当の意味を知り、レシピ探しも「おいしそう」「作ってみたい」が基準です。

カロリーの本当の意味とは?

私に起きた変化と一緒にお伝えします。

太っていない=健康

そう思い込んでいた私は、いつもカロリーを気にする生活をしていました。

お酒とお菓子を食べたいからごはんを減らす

夜は消費カロリーが少ないからごはんはナシ

低カロリーの料理で満足感を補う

その結果、太りはしませんでした。

しかし

疲れやすくて電車で立ったまま眠る

すぐにおなかが空いて間食がちょこちょこ

肌がくすみ、、万年いちご鼻

下腹ぽっこり

体重は思い通りに調節できても、それ以外は散々な状態だったのです。

20代はそれでも問題はありませんでした。

30代もギリギリだ丈夫だったと思っています。

けれど、35歳で出産した後は日常生活に支障をきたし、どうにもならなくなりました。

そこで、出会ったのがお米生活です。

お米生活を実践すべく、まずはカロリーをちょっと横に置いておいて、3食ごはんを食べるようにし、ごはんの量も増やしました。

そのぶん、おかずは減らしましたよ。

具体的にはごはんの量を以下のように変えたのです。

朝 150g→250g

昼 150g→250g

夜 ナシ →150g

ごはんを1口、2口増やすのではなく、思い切って増やしたのが正解でした。

間食はいらないけど、次の食事までにはおなかが空いている状態です。

しばらく続けていると、どんどんいい変化が起きていることに気づきました。

昼寝はし好品 1日元氣に動ける

間食は楽しみ 心躍るとっておきを選ぶようになる

肌のトーンが明るくなる 毛穴も目立ちづらくなる

ウェストに余裕を感じる

元が痩せすぎだった私は体重が増えましたが、全身は引き締まり「細いね」と声をかけられることもあります。

おかずや間食が減り、ごはんを増やしたことで総カロリー摂取量は増えました。

しかし、カロリーは太るもの、体重を増やすものではなく、元氣を生み出しきれいと楽しいの素になるのだと実感し理解できたのです。

体は今まで食べてきたものと暮らしの積み重ねで作られています。

体の機能レベルも、活動量もさまざまです。

だから、ごはんの適量は人それぞれだし、日によっても変わるはず。

こればかりは、算出できませんし、外からは測れないので、自分で試しながらぴったりの量を見つけるしかありません。

時間と手間がかかるかもしれませんが、食べ物が変われば体も変わります。

少し先の元氣できれいになった自分をイメージして、試してみてもらえたら嬉しいです。

1人じゃうまくいかない、早く結果を出したい、そんなお悩みがありましたらお手伝いさせてください。

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