メールマガジンの読者の方から、このようなご相談をいただきました。

「お米生活の動画を見て、BMI22以下はよくないと知り体重を増やしたいと思っているのですが増えません。お米生活を始めて半年経ちました。小原さんやお母様はお米を摂るようになって上手に増加していかれたのでしょうか?」

「健康のために体重を増やしたいのに動かない」と悩むお気持ち、とてもよく分かります。ですが、半年間ご自身の体と向き合ってお米を食べ続けてこられたこと自体が、素晴らしい取り組みです。

今回は、多くの方が陥りがちな「BMIの罠」と、お米生活がもたらす体の変化の本質についてお話しします。

BMI 22=絶対的な健康指標ではない理由

BMI(ボディマス指数)は、厚生労働省の指標などでも用いられる通り、肥満や低体重の目安(スクリーニング)として非常に便利な数値です。一般的に「BMI 22」が最も病気になりにくい標準体重とされています。

しかし、BMIという数値は「体重の中身」を一切考慮していません。

  • 筋肉量や骨密度

  • 体内の水分量

  • 胃腸に残っている飲食物や老廃物

これらがどういう状態であれ、すべて「ひとくくりの体重」として計算されます。つまり、BMI 22だからといって確実に万全であるという保証はないのです。

数字だけに囚われるのではなく、朝の目覚めの良さや胃腸の快適さなど、自分の体が発する「体感のサイン」を多角的に観察することが本当の健康づくりにつながります。

私と義母の体験談:お米生活は「体重調整」の食事ではない

「お米を食べたら体重は増えるのか?」という疑問に対し、私と義母の事例をご紹介します。

  • 私(小原):スタート時「BMI 18〜19」の痩せ型 ➔ 6年目で「BMI 20〜21」の健康的な体型へ増加

  • 義母:同居スタート時「LLサイズ」 ➔ 11年目で「M〜Lサイズ」のスッキリした体型へ引き締まり

私と義母で、結果は全く逆でした。

この事例が示す通り、お米生活は単に「体重を増やしたり減らしりするための食事」ではありません。

お米生活の本質は、体が本来持っている「消化・吸収・代謝」の機能を整え、健全な土台を取り戻すことにあります。その人の体が一番発揮しやすい「適正な状態」に向かって変化が起きているだけなのです。

変わらない期間は、体をリセットする準備期間

お米生活を始めてからの変化のスピードは、これまでの食習慣や体のコンディション(スタートライン)によって個人差があります。

長年、少食や食事制限を続けて体がいわゆる「省エネモード」になっていた場合、まずは内部の機能を修復する準備期間が必要です。半年という期間は、まさに体が土台を作り直している最中かもしれません。

人の体は短期間で激変しないからこそ安心なのです。日々の小さな体調の良さに目を向け、焦らず育んでいきましょう。

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