「疲れた」からの解放

ムードフードって何?忙しい毎日もリラックスできる食事の楽しみ方

管理栄養士の小原水月です。

ムードフードを知っていますか?

ムードフードとは、
ムード、つまり気分を変えたり、
気持ちを整えたりする
食べ物や飲み物のこと。

ここ5年ぐらい世界中で流行していて、
ついに日本でも
ブームが起きるのではないかと
注目が集まっています。

食べたり飲んだりして
ストレス解消というと、
スイーツやジャンクフード、お酒を
好きなだけ食べるといった
イメージがありますが、
体への負担が心配ですよね。

フードフードを取り入れれば、
体に負担をかけることなく、
食事がリラックスや
癒しの時間になるのです。

今回はムードフードを取り入れて、
普段の食事をリラックスタイムに
ランクアップする方法をお伝えします。


ムードフードとは?

フードフードの定義は
まだ決まっていませんが、
リラックスやストレスの緩和など、
特定の感情に働きかける
食べ物が含まれているということが
条件です。

具体的には、
リラックス効果が期待できる
GABAを含むハイカカオチョコレートや、
緊張を和らげる働きがある
テアニンを含む玉露などが
注目されているようです。

けれどじつは、
特別な食べ物用意しなくても
いつもの食卓にムードフードは
すでにあるのです。

それがごはんと味噌汁。

ごはんに含まれるトリプトファンは、
脳に運ばれるとセロトニンに合成されます。

セロトニンは幸せホルモンとも呼ばれ、
精神を落ち着け、
寝つきをよくするのに
欠かせないホルモンです。

また、
味噌汁に使われる味噌には、
心を落ち着かせる働きをするGABAや、
リラックスを司る副交感神経を刺激する
グルタミン酸が含まれています。

そしてごはんの咀嚼(そしゃく)が
しやすい点にも注目してください。

一定のリズムを刻み繰り返し行う
咀嚼はリズム運動で、
セロトニンの分泌を促す働きがあります。

同じ主食でもパンや麺に比べて、
ごはんは粒粒とした形が
自然と咀嚼を増やすため、
よりリラックスしやすい食材といえます。


いつもの食事でセルフケア


パン食をごはん食にしてみるいつもよりちょっとよく噛んで食事をしてみる。

それだけでリラックスできたり、
ストレスが和らいだりしたら
うれしくないですか?

今まで自分のメンテナンスにかけていた、
お金や時間の節約にもなるかもしれません。

心が穏やかになって、
自分の好きなことができる
余裕が持てたら素敵ですよね。

最近疲れが取れない、
イライラすることが多い、と感じたら
ごはんと味噌汁を試してみてくださいね。

普段の暮らしで穏やかな心と
健やかな体を整える方法は
コチラのメールマガジンでお伝えしています。

季節に合わせて食卓でできる
セルフケア方法をお届けしますので
読んでみてください。

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