「毎日甘いものが欠かせない」
「口寂しくて甘いものをつまんでしまう」
「甘いものを見ると我慢できない」
甘いものを食べ過ぎている
甘いものを減らしたい、と考えていても
思い通りにいかない人は多いようです。
そこで、私がおすすめしたいのは
なぜ甘いもの欲が止まらないのかを知り
根本的にアプローチすること。
そうすると
自然と甘いものへの欲求が和らぐので
意志だけで頑張ったり
我慢したりしなくても
甘いものと気持ちよく
付き合えるようになりますよ。
甘いものがやめられない理由
無性に甘いものが食べたくなる原因は
大きく分けて2つ考えられます。
1,エネルギー不足
2,食欲のコントロール不全
それぞれ詳しく見てみましょう。
エネルギー不足
甘いもの=糖=エネルギー
つまり、甘いものが欲しいというのは
エネルギー不足のサインです。
では、どんな場合に
エネルギー不足になるのでしょうか。
絶対的な不足
1つは食事の量がたりていない場合。
食事を減らしたり、控えたりした方が
健康的だという風潮を受けて
食事の量を少なくしていると
エネルギー不足になりやすくなります。
自分にフィットした食事の目安量の目安は
次の食事までのおなかの空き具合です。
次の食事のときに
気持ちよくおなかが空いていれば
ちょうどいい量を食べられたということ。
次の食事までにおなかが空かなければ
多すぎ。
次の食事の前に何か食べたくなるようなら
少なすぎかもしれません。
ちょうどいい量は
体調や状況によっても変わるので
何gといった数値だけではなく
体感も観察しながら調整してみましょう。
上手に生み出せない
もうひとつ、エネルギー不足になるのは
栄養バランスに偏りがある場合です。
体内に糖だけがあっても
エネルギーに変換されません。
エネルギーを作るには糖に加えて
ビタミン、ミネラル、タンパク質
脂質などの栄養素が
ベストバランスで必要なのです。
エネルギーを効率的に生み出し
自然と甘いもの欲求を和らげるには
一汁一菜の献立にするといいでしょう。
具体的には
糖質源となるごはん
ビタミン・ミネラル源となる
具だくさんの味噌汁
たんぱく質、脂質源となるおかずです。
シンプルで手間やお金をかけずに
用意ができるので
続けやすいのではないでしょうか。
甘いものが止められない、と感じたら
まず普段の食事の量とバランスを
見直してみてください。
「2,食欲のコントロール不全」については
後編でお伝えします。
次回の配信予定は2月28日水曜日です。
もうしばらくお待ちください。
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