管理栄養士の小原水月です。
私は産後にすごく体力が落ちたと感じました。
家の階段を上がっただけで息がきれる。
普通の買い物に行っただけなのにどっと疲れてしまう。
夕方になるとスタミナ切れして、1度座るとなかなか立ち上がれない。
40歳を過ぎたし、自分の体が変わってしまったととまどいながらも「これじゃあいけない!」と、エアロバイクを買ったり、外でウォーキングをしたりしてみました。
しかし、体力をつけるどころか疲れて動けなくなってしまい、かえって家事や用事が進まなくなってしまったのです。
そもそも、私は運動が好きではないので、続けられるはずがありませんでした。
毎日がしんどいし、運動では解決できないし、どんどん迷路に迷い込むような気持で毎日を過ごしていました。
体力低下の原因は年齢?運動不足?
じつは「疲れやすくなった」「体力が落ちた」と感じたときに運動をするのは逆効果なこともあります。
疲労は発熱や痛みと同じ体から休養を求めるSOS。
「これ以上動くと、心も体も傷ついちゃうよ!」というサインなのです。
つまり、この時点でかなり体の機能は低下しているということ。
なので、さらに運動をするのは、インフルエンザ発症中にエアロバイクをこぐのと同じくらい無謀なことだったのです。
疲れやすくなったと感じたら暮らしを見直すチャンス!
「疲れやすくなった」「体力が落ちた」と感じたときにまずすべきことは、ストレスの解消と睡眠のための時間を確保すること。
そして、体の機能を回復するための食事を見直すことが大切です。
そこで私がおすすめするのはお米生活。
お米生活は弱った体でも効率よく栄養を吸収できるように考えられた食事法です。
しかも、体に負担をかけずに「胃腸の筋トレ」ができるため、体の内側から筋力アップもできちゃいます。
シンプルな献立なので、疲れて台所に立つのがしんどいときでも続けられるのも魅力です。
「体力をつけなきゃ!」と思ったら、まずしっかり休養することとお米生活試してみてください。
少し元氣が戻ってきてから運動を始めると効果です。
重だるさにわずらわされない暮らしは想像以上に快適ですよ。
お米生活を基本に、普段の食事で穏やかな心と健やかな体を整える方法はコチラのメールマガジンでお伝えしています。
季節に合わせて食卓でできるセルフケア方法をお届けしますので読んでみてください。
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