「疲れた」からの解放

「人並み」の頑張りが、あなたを疲れさせていませんか?

事、育児、仕事、夫のサポート。

朝から晩まで、休む間もなく
タスクをこなす毎日。

「自分は頑張っている」と
胸を張れる生活を
送っているかもしれません。

与えられた役割を
完璧に果たすこと。

それが自分の価値を
証明することだと思って
走り続けていませんでしたか?

タスクリストのチェックマークが
増えるたびに、満足感を得る。

でも、少しでも手を抜くと
「自分はダメだ」と、
無価値だと感じてしまう。

そんなふうに、無意識のうちに
自分を追い詰めてはいないでようか?

最初はうまくいっていた
かもしれません。

でも、気づけば疲れが
取れにくくなり
ちょっとしたことで
イライラしてしまう。

もっとできたはずなのに
家事が雑になったり
子どもや夫との
コミュニケーションが
どこかぎこちなくなったり。

仕事だって
本当はもっとやりたいことがあるのに
目の前のタスクをこなすだけで精一杯。

設定したタスクと
最低限の食事と睡眠。

そんな生命活動を維持するだけで
一日が終わっていく。

何のために生きているのか
わからなくなる。


そんなふうに感じたことは
ありませんか?

そして、クタクタなのに
ベッドに入ってもなかなか眠れない。

気づけばYouTubeや
Netflixを眺めてしまう。

この時間が
唯一自分のためだけに使える
時間のように感じてしまう。

そんな毎日の中で
なんとか体力を取り戻そうと
頑張ってきたはずです。

でも、頑張っているのに
なぜうまくいかないのでしょう。

ネットで調べた食事法や
プロテイン、サプリメント。

体力アップのための運動
ウォーキング、筋トレ、ヨガ。

睡眠の質を高めるために
入浴時間やスマホ断ちなど
できることは何でもやってきた。

これだけ頑張っているのに
なぜか体力が戻った感じがしない。

いつまで経っても
しんどくて辛い気持ちが変わらない。

自分だけが苦しい思いを
しているような
そんな孤独感に襲われる。

その原因は
もしかしたら
「意識が外に向きすぎている」こと
かもしれません。

人や周りのことばかりを気遣い
理解しようと心をすり減らす。

今の自分には
「何か」がたりないと感じて
外側から元気を
補おうとする。

でも、本当に自分のことを
わかっていますか?

他人のことばかり考えていて
自分が何をしたいのか
わからなくなっていないでしょうか?

かつての私もそうでした。

周囲の顔色を伺い
場の空気を読むことが
自分の生存戦略に
なっているのかもしれません。

でも
それでは本当の意味で
自分で自分を満たすことはできず
いつまでもご機嫌にはなれないんです。

もし
自分の力で自分を
元氣に心穏やかにしたいと思うのなら

まずは
「自分の気持ちに気づき、名前を付ける」
そんなことから始めてみてください。


例えば、食事の準備。

「今日はやりたくないな」と
思ったら、その思いを深堀してみるんです

疲れていて、献立も考えられない

家族がおいしそうに食べてくれないのもイヤ

作るのはいいんだけど片付けがなー

作りたくないけど、買ってくるのもちょっと

答えを探すためではなく
今の自分を理解するために言語化するんです。

とはいえ、私がやらないと回らないし

とか

家族がおなかすかせていていては申し訳ないし

とか

周りのことはいったん置いておいて
自分だけに集中してみて。

「あ、私ってこんなこと感じてたんだ」

そんな発見を繰り返していくと
自分の理解が深まり
自分の扱い方がわかり
自分に誠実に、尊重する
選択や行動ができるように
なっていきます。

「今、どんな気持ち?」
「今、どんな気分?」

自分に聞いてみてあげてくださいね。