「疲れた」からの解放

疲れを感じたら試してほしい、心と体のケアする食事の3つのコツ

管理栄養士の小原水月です。

暑さや湿度
子どもの夏休みなど
いつもと違うリズムの暮らし。

以前の私は環境の変化に振り回されて
すぐに疲れてしまい
ソファで休んだり
お昼寝をしたりしなければ
家事も仕事も終えられませんでした。

それが今では
朝食前には家事の8割が終わり
朝散歩などの自分の時間も
確保できるくらい

朝からシャキシャキ動けるように
なったのです。

今回は、家でお金もかけずにできる
疲れづらい心とからだを作る秘訣を
お伝えしますね。

疲れの原因は脳にある

疲れは
脳が酸化ストレスによって疲労し
自律神経のバランスが乱れることで
全身に疲労感として現れます。

つまり
脳を元氣にすることが
疲れづらい心とからだには
欠かせないのです。

体力をつけたり
スタミナアップしたりするために
運動を頑張る人もいますが

脳のコンデションが整っていないと
かえって疲れが強くなったり
日中の集中力や思考力が落ちで
逆効果になることもあるのです。

脳を元氣にする食事

脳を元氣にするためには
脳を形作り、脳を働かせるための
栄養補給である食事を整えるのが
大切です。

① 糖質を十分に確保する

脳の主なエネルギー源は糖質です。

脳は1日の消費エネルギーの
20%を消費し
寝ている間も日中と同じくらいの
エネルギーを消費する「大食い」の器官。

そのため
定期的に糖質を補給し続けることが
脳を元氣に保つのには欠かせません。

基本は1日3回の食事で
糖質を多く含む主食
(ごはん、パン、麺など)を
摂ることが大切です。

② 抗酸化物質を摂る

脳の酸化ストレスは
ストレスや環境要因
食べ物などによって体内で発生したり
体内に取り込まれた
活性酸素によっておこるため

活性酸素を無害化したり
ダメージをすばやく修復する
抗酸化物質を摂ることが

疲れづらい心とからだ作りの
役に立ちます。

抗酸化物質は野菜や果物、穀物など
食物性食品に含まれていて

色が鮮やかなもの
香りに特徴があるもの
苦みやえぐみがあるもの

を選ぶといいでしょう。

迷ったら青菜やトマト、かぼちゃなど
緑黄色野菜の登場頻度を高められると
確実です。

③ たんぱく質と脂質を確保する

脳細胞の主な材料は
たんぱく質と脂質です。

たんぱく質と脂質が不足すると
新しい脳細胞を作り出せず

新陳代謝がとどこおり
脳機能の低下や老化を
進めることになります。

たんぱく質と脂質は
食事の主食(おかず)から摂れます。

食欲がない、胃もたれがする、などと
食事を抜いたり、減らしたりすると
栄養不足になり脳機能が低下し
さらに疲れやすく
疲れがとれにくくなってしまいます。

肉、魚、卵、大豆製品など
食べやすいものでかまわないので
毎食欠かさず摂れると
脳の元氣が保ちやすくなります。

お米生活なら簡単に疲れ知らずになれる

この
① 糖質を十分に確保する
② 抗酸化物質を摂る
③ たんぱく質と脂質を確保する
を難しい計算や理屈なしで実践できるのが
お米生活です。

しっかりめのごはんと、具だくさん味噌汁
おかず一品の一汁一菜がベースの
お米生活なら
食事を型に当てはめるだけで

脳を元氣にし
疲れづらい心とからだを作る
食事ができます。

年を重ねても疲れづらくなれます

疲れは熱や痛みと同じ
体からのSOSのサイン。

放置するとさまざまな不調や
病気につながる可能性があります。

そもそも
疲れを抱えたままでは
やりたいことを思うように進められず
家族や大切な人たちとの
コミュニケーションもままならず
暮らしに楽しみも安らぎも
なくなってしまいますよね。

やらなければいけないことは
サッサと終わらせ
やりたいこと、ワクワクすることに
時間と体力が使えるようになったら
どうでしょう。

疲れを諦めずに
自分の「やりたい」を実現するために
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続けるときっと変化を感じますよ。

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