「疲れた」からの解放

痩せても下腹のポッコリはなくならない?スッキリおなかを手に入れる食事法

管理栄養士の小原水月です

「痩せたいわけじゃないけど、下腹のポッコリが気になる」

「体重は減ったのだけど、下腹だけがポッコリしたまま」

そんなことはありませんか?

ボディラインを整える方法は体重のコントロールと、筋トレだけではありません

なんで下腹だけがポッコリしてしまうのか、その原因を知ることが改善への近道です

下腹ポッコリの原因

下腹がポッコリする理由は過剰な脂肪や筋力不足以外に、内臓下垂が考えられます

内臓下垂とは胃や腸が垂れ下がり、定位置にいられなくなっている状態

骨盤の前にはもともと子宮がありますが、そこに胃や腸も押し込まれてギュウギュウになってしまうのです

さらに内臓は膜や筋などで筋肉や骨とつながっています

胃腸が垂れ下がると上半身を引っ張ってしまい、猫背や反り腰になりやすくなるのです

このように骨盤前に内臓が押し込まれたり、姿勢が悪くなったりすることでも、下腹ポッコリになります

胃腸の老化が見た目も体も老けさせる

ではなぜ、内臓下垂が起こるのでしょうか

原因の1つは内臓の機能の低下です

胃腸はほとんど筋肉でできているため、使い続けることで機能が維持できます

しかし、普段の暮らしの中で胃腸を使わないと老化が加速し衰え、たるみ、自立できなくなってしまうのです

内臓下垂が起きると見た目が悪くなる以外にも、内臓の動きが悪くなるリスクが高まります

栄養の吸収が悪くなったり、老廃物の排出が滞りやすくなったりしまうのです

さらに血管が圧迫されて血流が悪くなるので、冷えや細胞への栄養の供給不良、そしてさらなる機能低下につながる心配もあります

猫背や反り腰では老け見えしてしまう心配もありますね

胃腸のトレーニングは咀嚼(そしゃく)

しかし胃腸は無意識の領域

意識しても動かせないし、直接触れてのケアもできません

そこでおすすめしたいのが咀嚼です

口から胃、腸は一本の管で動きが連動します

口をしっかり動かすと胃が動き、胃がグイグイ動くと腸も動く

つまり食事は胃腸の筋トレになるのです

胃腸の筋トレをするためにも意識的に噛むことが大切ですが、噛める食べ物を選ぶことも重要です

パンや麺よりお米

ハンバーグより生姜焼き

ポータージュよりも具だくさん味噌汁

献立を考えるときは「噛めるか」という視点ももてるといいでしょう

噛めば気持ちも背筋もピンとする

下腹のポッコリが気になるなら、よく噛んで味わって食事をしてみて

食事の仕方、選び方が変わると体も心も徐々に変わってきます

下腹のポッコリが気にならなくなれば、人目を気にせずのびのびと外出できるでしょう

着られる服の幅が広がり、鏡の中の自分にがっかりすることもありません

背筋をスッと伸ばして、颯爽と歩けたら気分がいいと思いませんか?

うまくいかないときは相談してみて

よく噛んで食べることは、日本人が昔から続けてきた元氣と綺麗を作り出す基本の「き」です

費用も手間もかかりませんのでぜひやってみてくださいね

それでも、1人ではあっているのかわからない、よく噛んで食べているけど体の変化がわからない、という場合はご相談ください

今のあなたにぴったりの暮らしや食のスタイルをお探しします

一緒に時間にも気持ちにも余裕のある暮らしを食から作りましょう

オンライン食事相談 管理栄養士の小原水月です。 私は35歳での高齢出産を機に、暮らしが大きく変わりました。 とにかく疲れやすくなって、夕方まで...

私は物心ついたときから下腹がポッコリしていました

歩くときは意識しておなかをへこませていましたが、お風呂で太ももに乗っかるおなかのお肉を憎々しく思っていました

それがお米生活を続けていたらいつの間にかおなか周りがスッキリしたのです

それに空腹時のむかつきや異様な食欲もおさまり、胃が元氣になってきたと実感しています

あなたのぽっこりおなかも胃腸が垂れ下がっているせいかもしれません

気になる人は一度、ご相談くださいね