「疲れた」からの解放

疲れが残るのは食事のせいかも 家庭円満を作る食べ方

管理栄養士の小原水月です。

「イライラしてすぐ怒ってしまう」

「パートナーにいたわる言葉をかけられない」

「家族仲良く暮らしたいのに思う通りにできない」

そんな自分にがっかりしていませんか?

穏やかに過ごせないのはあなたのせいではなく、疲れているからかもしれません。

疲れとは体のさまざまな器官の機能が下がっている状態。

例えば脳の機能が下がると、余裕がもてない、感情のコントロールができない、思いやりがもてない、などの残念な事態になるのです。

人は休養をとれば回復できる仕組みになっています。

なので「なんだかうまくいってない」と感じたときには、休憩をとったり、睡眠をたっぷりとるのが大切です。

もし休んでいるのに元氣がでないのであれば食事を見直してみてください。

あなたの体はあなたの食べたものを材料に作られています。

休養をとっても回復しない脳も、今まで食べてきたものの「結果」なのです。

疲れに負けない、機能的な脳に必要な食事についてみてみましょう。

疲れはオーバーワークにより発生した活性酸素が細胞を攻撃し、機能低下することで起こります。

つまり活性酸素の攻撃から脳を守る、もしくは攻撃を受けても素早く回復できればいいのです。

脳を活性酸素のダメージから守り、元氣に働くのに必要なのは抗酸化成分。

抗酸化成分とは、酸化に抗う(あらがう)成分で、野菜や果物などの植物性食品に広く含まれています。

たとえばカロテノイドなどの色素成分、ポリフェノールなどの渋み成分、含硫化合物などの香り成分などがあります。

抗酸化成分を摂る際のポイントは鮮度と量。

野菜は収穫後どんどん抗酸化成分が減ってしまうので、なるべく鮮度のいいものを扱うようにしてください。

また、野菜は生のままでは水分が多くかさばるため、たくさん食べるのが大変です。

そこでおすすめしたいのが加熱調理。

コンパクトになりたくさん食べられるだけでなく、成分も活性化するので一石二鳥。

味噌汁にすればおつゆに流れ出た成分も余さずいただけます。

脳が疲れづらく回復が早くなると、気持ちに余裕が生まれ周りを見られるようになります。

相手の状況を思いやれるようになり、コミュニケーションも円滑に。

「ありがとう」「助かるよ」などの言葉も自然と出てきて、穏やかな気持ちで暮らせるでしょう。

人との不協和音はあなたが疲れているサインかもしれません。

そんな時は野菜たっぷりの味噌汁を食べてみて。

あたたかさと、おいしさにホッとして、内側から疲れを癒し強い体を作ってくれますよ。

「お味噌汁はよく食べるけどイライラしてばかり」

「食事で体質改善したい」

そんな人は一度、ご相談ください。

今のあなたにぴったりの暮らしや食のスタイルをお探しします。

一緒に時間にも気持ちにも余裕のある暮らしを食から作りましょう。

出産後の私は疲れやすくなってしまった心身にすっかりとまどっていました。

[子どもの納得するまでやらせてやりたいのに待てずに声を荒げてしま]

[夫は仕事に逃げて全部私に押し付けていると思い込む]

[夜中に何度も目を覚まし、朝が一番疲れている]

いつも余裕がなく、目の前のタスクをこなすだけで精いっぱいでした。

しかし、お米生活に出会い暮らしがいっぺんしたのです。

今では体にも心にも時間にもゆとりがもて、朝の食卓でも笑いがあふれています。

毎日を元氣に、気持ちよく過ごしたい方は、一度ご相談くださいね。

題名に「食事相談」と入力ください。

折り返しご連絡し日程調整をいたします。