「やりたいことはたくさんあるのに思うように身体が動かない」
「考えがまとまらず物事がスムーズに進まない」
そのお悩みの原因はエネルギー不足かもしれません。
そこでご紹介したいのが「お米生活」です。
ごはんを中心としたお米生活であれば十分にエネルギーを摂れるので、絶好調の身体を手に入れることができます。
思い通りことが進まない毎日を助けるように、手間なし・簡単・時短の言葉がネットや雑誌、テレビでも飛びかっています。
しかし、自分がエネルギーに満ちて絶好調でいれば一番の効率化になると思いませんか?
お米生活と絶好調の関係をお伝えします。
そもそも米生活とは……
お米生活とは以下のような食事法です。
食事をハレとケにわける
ケの日はごはん:おかずを6:4のバランスで食べる
ポイントはごはんをしっかり食べること。
お米生活以前の私
私がお米生活に出会ったのは30代後半。
その頃は「太っていない=健康」だと思い込み、お酒やお菓子を制限なく楽しむために、夕食のごはん抜きをしてカロリーコントロールをしていました。
当時の私は病気ではないものの、常に不調を抱え込んでいる状態で……
疲れやすく、休みながれでないと家事を終えられない
朝・昼・夕に関わらず食後は猛烈に眠くなり子どもと遊べない
朝の目覚めが悪く布団から出るのに時間がかかる
太ってはいませんでしたが、家事が進まない、外出もままならず子どもに謝ってばかり。
とにかく元氣のない状態でした。
お米生活を続けると大変身
へなちょこだった私がお米生活を始めて一番強く感じたのは元氣になったことです。
朝、目が覚めて一伸びすれば絶好調
疲れづらく、夕方までパフォーマンスが落ちない
家事や仕事が効率的に進み、心にも身体にも余裕がもてる
夕方から子どもの自転車の練習に全力で並走できる
「元氣」は数値化も見える化もできず、共有するのが難しいのですが、体感してもらうとすぐにわかります。
おなかの底から活力が湧いてきて意欲的になり、やりたいことをやり遂げられるだけの体力も備わりました。
なぜ、お米生活で元氣になるのか
元氣のカギになるのがエネルギーです。
エネルギーは生命機能の維持や身体活動に利用され、最終的にほとんどが熱として身体から放出。
エネルギーをもつ栄養素はたんぱく質、脂質、炭水化物の3種で、それぞれの栄養素には特徴があります。
たんぱく質:エネルギーになるのは非常時。通常は筋肉や内臓、髪、ホルモンなど身体の材料に使われる。
脂質:非常時のエネルギーとして貯蔵され、脳やホルモンの材料にもなる。
炭水化物:すみやかにエネルギーになる。余剰分は熱になりため込まれづらい。
ごはんのエネルギーは、脂質がほとんど含まれず、多くの炭水化物で構成されています。
3食もりもりお米を食べるお米生活では、すぐにエネルギー源になる炭水化物を定期的に補充できるので、元氣に考え、動くことができるのです。
欠かせないパートナー
実は、炭水化物をエネルギーにするにはビタミン・ミネラルが必要です。
そこで、ごはんに添えたいのが具だくさん味噌汁。
季節の野菜にはビタミン・ミネラルが多く含まれています。
味噌汁にするとカサが減るため量を摂りやすくなりますし、水に流れ出た成分も余すことなくいただけます。
また、白米に比べてビタミン・ミネラルが豊富な雑穀をごはんに混ぜるのもおすすめ。
雑穀ごはんは炭水化物とビタミン・ミネラルを同時に摂れる、元氣の底上げをしてくれる最強ごはんです。
エネルギーが満ちた状態とは?
身体中がエネルギーで満ちると、各器官が機能的に動き快適に過ごせるようになります。
改めて身体の働きを見てみましょう。
筋肉
筋肉は骨に沿って付いていて、収縮によって立つ、歩く、姿勢を維持するといった日常動作の基盤を支えています。
また、エネルギーから熱を生み出し体温を保つ働きもあります。
エネルギーが十分にある状態では速やかに動け、体温が高く、疲れづらい、回復がはやい状態になります
脳
脳の働きは、睡眠の調整、集中力を保つ、判断する、意欲を高める、リラックスする……など多岐にわたります。
脳がエネルギー不足になると睡眠の質の低下、仕事の効率の低下、メンタルの不調などにつながり、活動レベルを下げてしまいます。
人は本来、健やかである
人の身体は非常に精密で、効率的に動ける仕組みがもともと備わっています。
しかし、少ないエネルギーでは機能をいかしきれず、使わなければ衰えます。
今、思うように動けないのはただ、エネルギーがたりていないだけかもしれません。
一度、十分にごはんを食べてみて、身体の温まり方、満ち足りた感覚を体感してみてください。
年齢のせいにせず、楽しくワクワクする毎日を送りましょう!