管理栄養士の小原水月です。
気温が下がると冷えがいっそうつらく感じませんか?
「足先がずっと冷たくてしもやけができる」
「腰周りや足元だけが冷える」
「エアコンの効いた室内にいると頭がボーっとする」
こんなお悩みがあるようなら、【下半身型冷え】かもしれません。
いつまで冷えを続けますか?
冷えはほっとくと代謝が下がり、ますます冷えやすい体を作ります。
あったか靴下やタイツ、レッグウォーマーやカイロなど冷えを助けてくれるグッズの存在は心強いもの。
けれどあくまでも冷えに対処するだけで冷える体は変わりません。
これからもあったかグッズを買い続け、使い続けますか?
お金がかかりますし、いろいろと身につけなければいけないのはちょっと面倒ですよね。
人はもともと環境に合わせて快適に過ごせるように調整する機能があります。
冷えは調整機能が落ちている状態。
病気でないのであれば暮らしを見直すことで体の機能をアップさせ、冷えを和らげられます。
冷えがほかの不調を連れてきます
そもそも冷えとは「検査や診察では異常がないのに体が冷えている状態」のこと。
西洋医学では病気ではなく「冷え性」という体質としてみられますが、東洋医学では治療が必要な「冷え症」と表します。
冷えがあると体感的な冷たさ以外にも以下のような症状がおこります。
・腰痛
・だるさ
・下痢、便秘
・ほてり
・めまい
自分で意識できなくても体は冷えている場合があるので気をつけて観察してみて。
冷えの原因の1つは熱を全身に運べなくなっているから。
つまり血行不良です。
とくに下半身に冷えを感じる場合は腰回りの血流が悪くなっている可能性大。
腰回りの血行不良を起こす原因は暮らしのなかにあります。
■内臓の動きが鈍くなっている
■デスクワーク中心など動くことが少ない
■姿勢のゆがみ
■筋肉のこわばり
血流をよくするには体の内側と外側、両側からのアプローチが有効です。
暮らしを見直して巡る体になる
熱を体に巡らせるためにすぐにできる方法を3つご紹介します。
今日やって明日には冷えがなくなっている、というわけにはいきませんが、毎日の積み重ねが冷えない体を作ります。
3食食べる
食事は内臓を動かす絶好のチャンスです。
胃腸は食べ物がくると伸びて縮んでを繰り返すぜん動運動を活発に行い、血液の循環も促します。
時間がないから食欲がないからと朝食を抜いたり、ダイエットを意識して夕食を控えたりするもはもったいない。
しっかり朝、昼、夕、と食事をするのが冷えない体づくりには必須です。
胃腸が動く食べ物、食べ方
グイグイと活発に胃腸を動かせるとさらに血流をよくできます。
胃腸を動かすには咀嚼(そしゃく)が重要。
口から胃、腸、肛門と続く消化管は一本の管で動きが連動します。
口をしっかり動かして咀嚼をすると、胃腸も元氣に動くのです。
そのためには噛める食事をする必要があります。
パンや麺類よりもごはん、ハンバーグよりも生姜焼きなどを選びましょう。
動きのある暮らし
同じ姿勢を続けていると筋肉がこわばり、血流がとどこおおりやすくなります。
一生懸命に運動やスポーツをする必要はありません。
1時間に1回は立ち上がる、移動を徒歩にする、エスカレーターやエレベーターを使う何回かは階段にするなど、歩く機会を増やしましょう。
また、朝や寝る前に短時間でもいいのでストレッチを続けると、巡りのいい体づくりに役立ちます。
冷えをなくして軽やかに
冷えがなくなると不快感がなくなり、身軽で動きやすくなります。
そうすると思い通りにやりたいこと、やらなければいけないことを進められるようになるでしょう。
時間にも心にも余裕ができて穏やかに過ごせますし、周りにもゆとりをもって接せられたら素敵じゃありませんか。
冷えが気になる場合は食事を中心に暮らしを見直してみてください。
「よく噛んで食べているけど冷えがつらい」「しっかり食事で体質改善をしたい」という人には若玄米リセットプログラム®もおすすめです。
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以前の私は冬になると欠かさずおなかと腰にカイロを貼って過ごしていました。
それでも冷えがつらくてあったかタイツを探し放浪の繰り返し。
しかし若玄米リセットプログラム®を定期的にするようになり、今ではカイロいらずの毎日です。
さらにあったかタイツを履くと室内では汗ばむようになりました。
時間をかけ整えていくと体はちゃんと応えてくれるのですよね。
これからの自分がどう変わっていくが楽しみです。