管理栄養士の小原水月です。
「午前中は調子が良くない」
「夕方になるとスタミナが切れて動けない」
「外食をすると体が重だるくなる」
そんな自分をどうにかしたいと、
インターネットやSNSで
元氣になる方法を探していませんか?
しかし、スマートフォンを開けば
あらゆる情報が流れ込んできて、
本当にいいのはどれなのか、
自分に合うのは何なのか
わからなくなりますよね。
そこで、
どんな不調を感じていても、
どんな暮らしをしていても、
体調を整えるために
まずやってもらいたい
3つのポイントをご紹介します。
当たり前を見直す
今日からお金をかけずに
できることばかりなので、
参考にしてくださいね。
当たり前すぎて
ついついスルーしてしまいがちですが、
体を作る基本的な習慣は
食事、睡眠、運動です。
基礎を飛ばして
応用ばかりやっていても身に付きません。
洗顔をしないで美容液を使っても
肌は綺麗になりませんよね。
健やかな体を手に入れるためには
食事、睡眠、運動の
基本的な生活習慣を見直してみましょう。
食事はバランス
食事で大切なのはバランスです。
生きるエネルギー源となる主食(ごはん)
体のもとになる主菜(肉、魚、卵、大豆製品)
調子を整える副菜(野菜、きのこ、海藻)
主食、主菜、副菜の3つのお皿を揃えると
過不足なく必要な栄養が摂れます。
一汁一菜を基本にしたお米生活なら、
難しい理屈や計算なしで、
適切な量とバランスで
食事ができるのでおすすめです。
いい睡眠は生体リズムから
睡眠で大事にしたいのは量と質。
アラームなしでも
すっきり起きられるとくらいの
睡眠時間は確保したいですね。
時間は確保していても
目覚めがスッキリしない、
日中に一瞬でも眠くなるような場合は
質に問題があるかもしれません。
睡眠は生体リズムに深く関係しています。
質を確保するためには
寝る前の過ごし方だけでなく、
起床と就寝の時間や食事のタイミング、
生活活動など
1日のスケジュールの見直してみましょう。
暮らしが運動になる
運動=スポーツやジムでの
トレーニングではありません。
運動とは体を動かすこと、
生活活動量を増やすだけでも大丈夫。
まずは、
座っている時間を減らしましょう。
具体的には、
30分から1時間に1回は
立ち上がるようにしてください。
トイレに行ったり、窓際に行って
景色を見たりするだけでもOKです。
移動は車や電車より徒歩や自転車、
駐車スペースは入り口から遠い場所を選ぶ、
など歩くチャンスを
増やす意識で過ごしましょう。
健やかさは幸せの入り口
体を作る基本的な習慣が身に付くと、
どこかにある自分にぴったりの
何かを探す旅から解放されます。
自分と暮らしと向き合うと、
ちょっとした変化も
キャッチできるようになるので、
不調は未然に防げ、
良い調子はさらに伸ばせるのです。
元氣のために
お金も時間もかけずすみますから、
やりたくてもできなかったことも
できるようになるでしょう。
スマホをゆっくり見たい、
落ち着いてお茶を飲みたい、
本を読みたい……
あなたなら何をしますか?
さあ、立ち上がりましょう!
今の自分から変わりたい!と思ったら
食事、睡眠、運動の
基本の見直しから始めてみてください。
時間は少しかかるけど、
リスクは無いし、
続けた分だけ体は応えてくれます。
普段の食事で穏やかな心と
健やかな体を整える方法は
コチラのメールマガジンでお伝えしています。
季節に合わせて食卓でできる
セルフケア方法をお届けしますので
読んでみてください。
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