管理栄養士の小原水月です。
「疲れやすさをどうにかしたい」
「もっと体力をつけたい」
そう感じたときに、
運動が必要と考える人も
多いのではないでしょうか。
ジムでのマシントレーニン、
YouTubeでの宅ト、
近所をランニング
選択肢はいろいろありますが、
特別な時間やお金をかけないと
元氣になれないのでは不便ですよね。
競技を頑張りたいわけじゃない、
お腹の縦線が欲しいわけでもない
のであれば、
「運動」を「体を動かすこと」と
変換すると答えが見えてきます。
今回は気分良く過ごすために必要な
運動についてお話しします。
人は動くようにできている
人がかつて魚や動物を狩り、
植物の実や葉を採って
食べ物を調達していた頃を
想像してください。
食事をする、つまり、
生きるための栄養を確保するには
動かなければいけませんでした。
つまり、
動かない=死
を意味し、
人は動き続けることで
健やかでいられる仕組みになっています。
この仕組みは
数千年たった現代でも
大きく変わっていません。
立ち仕事からデスクワークに変わったら
疲れやすくなった
怪我や病気で家にこもっていたら
体力が落ちた
そんな経験はありませんか。
不調や重だるさ、体力の低下の原因は
動かなすぎる普段の暮らしに
ある場合もあるのです。
暮らしは運動
ではどのくらい体を動かせば
いいのでしょうか。
それは、
現状と目指す暮らしによって変わります。
疲れやすいと感じるのであれば、
まず、
がんばらずに
少し気持ちがいいと感じる強度の
運動から始めましょう。
お風呂掃除や床の拭き掃除、
徒歩での買い出し、
5分程度の散歩も運動です。
やらなければいけない家事、
だと思うと苦痛ですが、
これは運動でやるほどに元氣になれる、
と考えると楽しくないですか?
少しずつ暮らしの中で動く機会を増やし、
強度を高め、
やりたいことをやれるようになるまで
続けるだけで大丈夫。
日常的に体を動かしていると、
じっとしている方が
落ち着かなくなるでしょう。
体力がつくまでの道のりは
一直線の右肩上がりとはいきません。
ちょっと疲れたり、
天気の悪い日、
気分が下がっていると感じたりしたら
休んでも問題ありません。
1日2日休んだからといって、
今まで積み重ねてきたものが
ゼロになるわけではないので
安心してくださいね。
再開すれば確実に前に進めますよ。
特別な何かや誰かに頼らずに、
毎日暮らしをおくるだけで
自分で元氣を作れたら嬉しくないですか。
ちょっと立ち上がってみる、
家事を運動にしてしまう、
やってみてくださいね。
普段の暮らしで穏やかな心と
健やかな体を整える方法は
コチラのメールマガジンでお伝えしています。
季節に合わせて食卓でできる
セルフケア方法をお届けしますので
読んでみてください。
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