「疲れた」からの解放

小さな不調は自分でケアする おうちデトックスのやり方

管理栄養士の小原水月です。

疲労回復やダイエットに

効果的といわれるデトックス。

興味はあるけど、

断食や特別なドリンクの置換は

ハードルが高いと感じている人も

少なくないようです。

けれど、

もし暮らしの中で

デトックスができるとしたら、

ちょっと試したくなりませんか。

今回は、

特別なお金も時間もかけずにできる、

デトックスについてのお話です。

デトックスとは?

デトックスは、

英語の解毒を意味する

「detoxification」に由来する、

体内に溜まった毒素を

積極的に体外に排出すること。

ここでいう毒素とは、

呼吸や食事などの生活をする際に

生成される老廃物のほかに、

水や土空気に含まれる金属、

食品を加工する際に使われる

添加物などの化学物質を指します。

人には特別な何かをしなくても

デトックス機能が備わっています。

けれど、

多く摂りすぎてしまったり、

排出がスムーズに行われず

毒素が体に溜まってしまったりすると、

不調を感じる場合があるので

注意が必要です。

人に備わるデトックス機能

人に備わるデトックス器官は主に4つ。

・肝臓(解毒)

・腎臓(尿の生成)

・腸(便の生成)

・皮膚(汗、髪、爪として排出)

これらの器官の機能が低下すると、

毒素が体内に溜まりやすく

なってしまいます。

つまり、

肝臓、腎臓、腸、皮膚の

機能を高めれば、

日常生活でデトックスができるのです。

デトックス力を高める

デトックス機能を

高めるのに大切なのは

2つの視点。

1つは負担を取り除くこと

もう1つは回復を促すこと。

それぞれ詳しくお話しします。

デトックス器官の負担を取り除く

デトックス器官に負担かけるものは

以下の通りです。

・タンパク質が多い食事

・脂質が多い食事

・添加物が多い食事

・加工度が高い食品

・ストレス

完全に避ける必要はありませんが、

多くなり過ぎないように気をつけましょう。

デトックス器官の回復を後押しする

各器官が滞りなくスムーズに働くには、

過不足のない栄養と

エネルギーの供給が欠かせません。

具体的には、タンパク質、脂質、

炭水化物、ビタミン、ミネラルなど。

お米生活はこれらの栄養素を

難しい計算なしで

バランスよく摂れるのでおすすめです。

また器官の機能の回復には

休養が欠かせません。

睡眠は質と量ともに十分に確保し、

昼夜のメリハリのある暮らしと

規則的な食事をすることで

各器官が休養しやすくなります。

毎日の暮らしで

デトックスができたら楽ちんですよね。

経済的で続きやすいし、

家族と違う行動をとる必要もありません。

しっかり毒素を出せる体があれば、

どんなシーンの食事でも心配せずに、

心の底から楽しめるでしょう。

今の自分を変えたいと感じたら、

特別な何かをプラスしなくても大丈夫。

体にはもともと健やかでいようとする

力が備わっています。

負担を減らし、

元氣を後押しして

本来の姿を取り戻しましょう。

普段の暮らしで穏やかな心と
健やかな体を整える方法は
コチラのメールマガジンでお伝えしています。

季節に合わせて食卓でできる
セルフケア方法をお届けしますので
読んでみてください。

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