「疲れた」からの解放

暮らしでできる 疲れにくくなるための3つのポイント~後編~

管理栄養士の小原水月です。

前回に続き
疲れやすかった私が
元氣でいるために続けている
3つのことをお伝えします。

1つ目は
「睡眠時間を十分に確保する」でした。

暮らしでできる 疲れにくくなるための3つのポイント~前編~ 管理栄養士の小原水月です。 ちょっと買い物に行くだけで疲れる久しぶりに親戚と話しただけでぐったり夕方には疲れきって使い物にならな...

今回は②食事のバランスを変える
③食べ方を大切にする、をお伝えします。

バランスのいい食事を考え直す

2つめは
食事のバランスを変えたことです。

具体的には
ごはん(お米)を増やし
おかず(肉、魚、乳製品)を減らしました。

それまでは
ごはん=カロリー源
おかず=栄養、のように考えていて
カロリーを抑えつつ
しっかり栄養は摂ろうと
ごはん控えめ、おかずしっかりの
バランスで食事をしていました。

でもこれが
カロリー=エネルギー源を不足させ
スタミナ不足になっていた
原因の1つだったのです。

そして
栄養バランスにも偏りが生じていて
疲れを回復しづらくしていました。

そこで取り組んだのが
ごはんの量を満たされて
食べ終えられるくらいまで増やすこと。

そして
おかずはあくまでも
ごはんをおいしく食べるために
添えるものとして
量を減らしたことです。

具体的には
大盛ごはんと具だくさんのお味噌汁
肉か魚のおかず一品という
一汁一菜の献立。

いっけんすると
シンプル過ぎてとまどうかもしれませんが
元氣を取り戻すには
この食事のバランスが必要なのです。

食べた後の食べ物のゆくえを考える

そして
3つめは食べ方を大切にすることです。

それまでは
何をどのくらい食べるかばかり
気にしていて
食べた後にその食べ物が
体の中でどうなるかまで
考えていませんでした。

もっというと
噛んで飲み込みさえすれば
栄養が吸収されて
エネルギー源になったり
新しい細胞になったりするのだろう
と漠然と思っていたのです。

しかし
勉強をし直す中で
食べ方によって栄養の吸収率も
体の反応も変わると知ったのです。

それから食事中に気をつけているのは
丁寧に味わって、よく噛むこと。

まず
食事に集中して穏やかな気持ちになる。

その感情が自律神経を介して
各器官、体全体に影響します。

そして
口の中で食べ物を噛み砕いて小さくし
唾液をよく混ぜることで
消化を進め吸収を助けます。

つまり
早食いやながら食いをしていては
食べ物からの恵みを
受けられなくなってしまうのです。

体は暮らしの積み重ねで作られる

睡眠と食事を変えたからといって
すぐに疲れ知らずになれた
わけではありません。

けれど
できないときがあっても
止めずに続けていると
少しずつスタミナがついてくるのを
感じました。

そして気がつくと
買い物もハシゴができるようになり
子どもと全力で遊べるように
なっていたのです。

もし
スタミナがほしい!
思い通りの暮らしをしたい!
と思ったら
睡眠と食事の見直しをしてみてくださいね。

普段の暮らしで穏やかな心と
健やかな体を整える方法は
コチラのメールマガジンでお伝えしています。

季節に合わせて食卓でできる
セルフケア方法をお届けしますので
読んでみてください。
▽▽▽
こちらをタップしてみてくださいね。