管理栄養士の小原水月です。
「週末になるとバテて体力がもたない」
「食事の後、急激に眠くなる」
「家族の話をじっくり最後まで聞けずさえぎってしまう」
このようなお悩みがあったら、それは体からの「疲れ」のサインです。
疲れとは、手足を動かす、脳や胃腸などの各器官がそれぞれの働きをする、などの体全体の機能が落ちている状態。
積み重なると体に害が及ぼす可能性もあります。
あれ?と引っ掛かりを感じたら早めに対処しましょう。
疲れの原因は代謝低下
疲れの原因の1つに代謝の低下があります。
代謝とは、不要なものを出して、新しいものをとりこみ活用する、循環のこと。
便などの老廃物を出し、食べ物を食べて、エネルギーを作り出すのも代謝の1つです。
代謝の流れが悪くなり、エネルギーが十分に生み出されなければ体を動かすことも、器官を働かせることもできず、ぐったりするしかありません。
代謝の「出す」「入れる」「使う」のどこが滞ってもエネルギー不足が起こりますが、今回注目したいのは「入れる」部分です。
代謝アップのカギは「胃」
エネルギーは食べ物を材料に自分で生み出せます。
ただ食べ物を口に入れて飲み下せばOKというわけにはいきません。
食べ物を細かく砕き、消化液とよく混ぜて消化し、必要な成分を吸収してはじめてエネルギーの合成ができます。
つまり食べ物をきちんと消化できないことが疲れやすさにつながるのです。
体内で主に消化を担うのは胃。
胃の健やかさが疲れづらい体を作ります。
胃は無意識の領域なので直接ケアはできません。
そこで胃を元氣にするために暮らしで意識したいのはリラックスして食事をすること。
胃は自律神経の交感神経と副交感神経の両方にコントロール受けています。
アクティブモードの交感神経が優位になると胃の働きは抑えられ、消化液の分泌も弱まります。
反対にリラックスモードの副交感神経が活発になると胃の動きが促され、消化液の分泌も進められるのです。
つまりお仕事モードのまま食事をしたり、食べ物に不安や心配をもったまま食卓についたりすると胃の働きが鈍い状態で食べ物を迎えることになり、うまく働けません。
食事は幸福度優先
食卓についたら一度大きく息を吐くとリラックスモードに切り替わりやすくなります。
また咀嚼(そしゃく)も副交感神経を優位にする働きがあるので意識しましょう。
食事の際はゆっくり丁寧に食べ食事に集中し、おいしい、楽しい、幸せ、という気分を大切にしてください。
体にエネルギーが十分にいきわたると機敏に動けるようになり、用事も短時間で終わるようになります。
脳がエネルギーで満ちていると感情のコントロールができ、冷静に穏やかに人と接せられるでしょう。
時間や気持ちに余裕をもって暮らせたら素敵じゃありませんか?
サポートがあると元氣が加速します
疲れたと感じたらごはんと味噌汁を中心にした和食をゆっくりと丁寧に食べてみてください。
少しずつ元氣になるのを感じられるでしょう。
ただセルフケアは、これだけやれば大丈夫、というものではありません。
今回ご紹介したリラックスも万全ではないのです。
個々人の体質や環境、状況に合った方法を選ぶことが大切になります。
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私は30代に出産したのを機に疲れやすくなりました。
やりたいことの2割くらいしかできない感覚です。
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