「疲れた」からの解放

お米生活で心地よい眠りと日中の活力を

管理栄養士の小原水月です。

今朝は気持ちよく起きられましたか?

私はおよそ3年間、不眠で悩んでいたのですが、お米生活を続けるなかで睡眠の質が上がったのを感じています。

私の不眠は妊娠中の夜中に目が覚める「中途覚醒」が始まり、夜間授乳が終わってもなくならかったのが始まりです。

1度目が覚めるとなかなか寝付けず、1時間以上布団の中でモゾモゾすることも少なくありませんでした。

日中は頭が重く、ボーっとして、集中力も思考力も落ちた状態。

すぐに感情的になって家族にも攻撃的な態度を取ったり、言葉を投げつけたり……

また眠れないんじゃないかと思うと、夜に布団に入るのが怖かったのを覚えています。

睡眠は元氣の源

睡眠の働きの1つは、日中に疲れた脳の機能回復です。

脳の機能は、認知機能といわれる判断や計算、理解、学習、思考、言語だけでなく、感情のコントロールや自律神経やホルモンを介して全身の器官の働きの調整にもおよびます。

睡眠不足になるとこれらの全てがうまくいかなくなってしまう心配があるのです。

睡眠と覚醒は体内時計をもとに自律神経やホルモンなど体の調整機能を総動員して、調整されています。

体内時計とは、生まれつき備えられたおよそ24時間周期でリズム信号を発信する体内の仕組みです。

睡眠は体内時計の影響を大きく受けるため、意志の力でコントロールするのは難しいのです。

いい睡眠は食事で作る

ただ、体内時計はピッタリ24時間ではないためほおっておくと、地球の自転のリズムとズレが生じてしまいます。

このズレを調整するのが食事です。

規則的に食事をすることで体内時計も決まったリズムで動けるようになります。

とくに、朝食のリセット効果は強力なのでいい睡眠のためには欠かせません。

おすすめの朝食はお米生活。

お米生活はしっかりめのごはんと具だくさん味噌汁、控えめのおかずを添えた一汁一菜を中心とした食スタイルで、体内時計の調整や睡眠の質の底上げに必要な要素が詰まっています。

もし、朝食を食べる習慣がない、朝は食欲がないというのであれば、無理は禁物です。

まずは、あたたかいお味噌汁などから始めて、体と心の様子をみながら、少しずつ食べる練習をしてみてください。

朝気持ちよく目覚められると、1日が気分よく過ごせます。

時間にも気持ちにも余裕があるので、トラブルやミスが少なくなることも。

気になっていたけど後回しになっていたタスクを片付けられると、想像以上にスッキリしますよ。

お米生活を基本に、普段の食事で穏やかな心と健やかな体を整える方法はコチラのメールマガジンでお伝えしています。

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